カテゴリホビー、カルチャーアマチュア無線アンテナ状態未使用（詳細）＜特徴＞・100kHz～300MHzまで広帯域の非同調式ループアンテナです。・ループアンテナを２面直交配置したクロスアンテナで、１基に２本のアンテナ系統があるたいへん贅沢な仕様です。・スモールループアンテナ自体は元々ゲインが低く、昼間の物足りなさが大きな欠点でしたが、各アンテナに広帯域増幅器を内蔵したことで、昼間でも十分な信号が得られます。・指向性は８の字型で、低域と高域では方向性が異なります。・ワイヤー・アクティブホイップ系アンテナと比較して、人工ノイズの影響が少ないです。・強入力に対する飽和限界が高く、入力部に過入力保護回路を装備しています。・アンプ用電源供給はアルミ製バイアスボックスから同軸ケーブルを通じて給電しています。・位相合成器（別売り）を使うことで、指向性を電気的に変えることができる電子指向性アンテナとして、簡単に実現することができます。・コンパクトで簡単に組立てることができます。・受信専用アンテナのため、送信および送信アンテナの近くで使用しないでください。過入力や混変調の原因となります。 ・防水処理により屋外でも使用できます。・パラメータを見直して、更に使いやすくなりました。・アンプのゲイン調整は簡易型のため、受信機のアッテネータなどでレベルを調整してください。
＜仕様＞□アンテナ部 方式       ：ループアンテナ 配置       ：２面 直交配置 周波数    ：100kHz～300MHz ゲイン   ：約20dB（アンプ単体特性） 直径     ：約65cm 引込線  ：SMA同軸ケーブル  6m  2本（信号および電源供給兼用） 電源     ：同軸ケーブル経由 取付管  ：φ26mm    ホースバンドでアンテナマスト等に共締め、または市販アンテナベースで固定してください。 重量    ：約0.8kg（アンテナ本体のみ） □バイアスボックス部（電源供給用） 入出力数：２ｃｈ分 端子       ：ＳＭＡメス ゲイン  ：２ｃｈ独立連続可変 筐体    ：アルミ サイズ    ：幅63*高さ25*奥行78mm （端子等突起物除く） 電源接続：DC12～15V  170mA  φ2.1センタープラス（電源は付属していません）  接続線    ：SMAオス－SMAオス 1m ２本 （受信機接続用） ※電源は付属していません。ＤＣ１２Ｖの定電圧電源をご用意してください。  □商品構成 アンテナ本体（組立て式） バイアスボックス アンテナ接続ケーブル ＳＭＡ ６ｍ＊２本 受信機接続ケーブル  ＳＭＡ １ｍ＊２本 ＤＣ接続ケーブル ホースバンド  ２個 取扱説明書
＜受信例＞ アンテナ室内設置、隣接人工ノイズあり、時間帯は夏の昼間、というあえて厳しい条件で隣接県局を受信してみました。受信地は長野県内の住宅地、受信機はＴＤＡ７５５０で特別優れたものではありません。
周波数  局名    ホイップアンテナ クロスループアンテナ738   北日本放送   人工ノイズのみ    信号弱いが内容わかる765    山梨放送    信号中でノイズあり  信号強くてノイズなし1116   新潟放送    人工ノイズのみ    信号弱く了解度低い1332   東海ラジオ  人工ノイズのみ    信号中でノイズあり1404   静岡放送   人工ノイズのみ    信号弱く了解度低い1431   岐阜放送   人工ノイズのみ    信号弱いが内容わかる
周波数   局名    ホイップアンテナ   クロスループアンテナ78.9    ＦＭ三重  信号弱いが内容わかる  信号中でノイズなし80.0    ＦＭ岐阜  入感なし       信号弱いが内容わかる80.7    ＦＭ愛知  入感なし        信号中でノイズあり83.0    ＦＭ富士  信号弱いが内容わかる  信号中でノイズなし※局名はわかりやすい表記になっています。
＜応用分野＞・最も簡単な使い方は、各アンテナに受信機を直接接続して、２方向固定または従来通り手回しやローテータで方向を変えます。以下は各周辺機器（自作または市販品）を使うと、本器本来の性能を発揮することができます。・アンテナ切替器でアンテナを切替えると、指向性を９０°変えて受信できます。・電子指向性器で合成すると、指向性を電気的に変える電子指向性アンテナやノイズ・混信除去として使うことができます。・位相合成器で合成すると、指向性および指向性パターンを電気的に変える電子指向性アンテナやノイズ・混信除去・アレイアンテナ・方向探知として使うことができます。・上記に分配器を併用することで、複数の受信機で独立したアンテナ制御ができます。
※周波数範囲は余裕をもたせており、帯域外でもご利用いただけます。※広帯域増幅器内蔵で出力レベルが高いため、受信機内部で混変調や過入力を防ぐために、受信機のアッテネータまたはバイアスボックスのゲイン調整（簡易型）などであえて減衰させてください。※クロスループアンテナと位相合成器を使った簡単なデモをYouTubeにアップしました。YouTube内で「位相合成器」で検索してください。ノイズ除去や電子指向性の効果がわかります。※原材料費の値上げにより、価格改定を行いました。